【アラビア語あいさつ】「神が望むなら」の「インシャーッラー」、「素晴らしい」の「マーシャーッラー」
こんにちは!
クウェートのよしくんです。
今回からしばらく「神」を意味する「アッラー」を使った表現を紹介していきます!
と言いますのも、アラビア語には「アッラー」を使う表現が沢山あるんですよね。
以前紹介したものも含めて、神を使った表現をゴリゴリ紹介していきます。
今回紹介するのは「神が望むなら」という意味の「インシャーッラー」と、「素晴らしい!」を意味する「マーシャーッラー」です!
それではみていきましょう!
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「神が望むなら」を意味する「インシャーッラー」
中東ではよく「インシャーッラー」という言葉をよく使います。
イスラーム世界では運命は神がすべて決めるものだと考えられているんです。
そのため、会う約束も納期も、すべてが不確実なもの。
そうなるかもしれないし、そうならないかもしれないものと考えられています。
例えば、僕が「明日○時にココで待ち合わせしよう!」と言うと、相手が「インシャーッラー(神が望むなら)」と言う感じです。
明日や未来のことは人間には分からないので、こういう言葉を使うんですね。
分かりやすく言うなら「もし何も問題なければ」くらいの意味です。
人によっては「気が向いたら」くらいの意味ですが…笑
そんな「インシャーッラー」はアラビア語で書くとこんな感じになります!
「このアラビア語どうやって書くんだろ…?」って思った方はアラビア語の書き方説明している記事で勉強してみてくださいね!
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では実際に「インシャーッラー」を分解して見ていきましょう。
分解して見てみると、このような意味になっています。
「インシャーッラー」の文法解説
1.「イン」:接続詞で「もし~ならば」と意味します。
後ろに来る動詞は完了形(過去)の時制になる場合が多いです。
2.「シャー」:動詞の完了形のカタチで「望む」を意味します。
本来は「シャーア」という音ですが、「ア」の音が後ろの単語との兼ね合いで落ちます。
3.「ッラー」:名詞で「神」という意味で、ここでは主語です。
本来は「アッラー」という音ですが、前の単語とくっついて「ッラー」の音になっています。
これで文章の意味理解できますね!
直訳しても変わらず「もし神が望むなら」で「インシャーッラー」になります!
現地では結構使う言葉なので、覚えておくと便利です。
そして現地では約束が守られないこともしばしばあるので、この言葉の頼りなさを痛感することもあるかもしれません…笑
「素晴らしい!」を意味する「マーシャーッラー」
次もよく使うフレーズで「マーシャーッラー」です!
これは「素晴らしい!」という意味で使われます。
アラビア語で書くとこんな感じです。
実際に分解して見てみると、このような意味になっています。
「マーシャーッラー」の文法解説
1.「マー」:関係代名詞で「~するもの」という意味です。
イメージは英語の関係代名詞whatに近いですね。
2.「シャー」:動詞の完了形のカタチで「望む」を意味します。
本来は「シャーア」という音ですが、「ア」の音が後ろの単語との兼ね合いで落ちます。先ほどと同じですね!
3.「ッラー」:名詞で「神」を意味で、ここでは主語です。先ほどと同様です!
本来は「アッラー」という音ですが、前の単語とくっついて「ッラー」の音になっています。
これで直訳としては「神が望まれたこと」という意味になります!
それを意訳すると「素晴らしい!」になる感じです。
まとめ
今回紹介した「インシャーッラー」や「マーシャーッラー」はまさに日常生活でよく聞くフレーズです。
現地に行って率先して使ってみるのも面白いかもしれないですね~
「インシャーッラー」に関しては、自分が予定入れたくない時のその場しのぎの言葉として「行けたら行く」くらいな感じでも使えてしまいますしね…笑
ぜひご参考に!
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