【アラビア語あいさつ】食事でおごってもらったら「アクラマカッラー」、お腹いっぱいは「ハラース」
こんにちは!
クウェートのよしくんです!
前回は「いただきます」の「ビスミッラー」、「ごちそうさま」の「アルハムドリッラー」の表現についてやりましたね。
今回は引き続き食事関連で、おごってもらったときの感謝の表現と、お腹いっぱいになったときの表現を紹介します!
今回も神が関わる表現が登場します。
おごってもらったら「アクアラマカッラー」で感謝を表現
イスラームには客人をもてなす文化がありますので、中東ではアラブ人におごってもらうこともしばしばあります。
おごってもらったときには感謝を伝えたいですよね。
そんな時には「アクラマカッラー」と言いましょう!
アラビア語で書くとこんな感じになります。
「このアラビア語どうやって書くんだろ…?」って思った方はアラビア語の書き方説明している記事で勉強してみてくださいね!
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では実際に「アクラマカッラー」を分解して見ていきましょう。
分解して見てみると、このような意味になっています。
「アクラマカッラー」の文法解説
1.「アクラマ」:動詞派生形第四の過去形「アクラマ」で「尊敬する」「寛大であると言う」という意味です。
ここでは「寛大にする」くらいの意味です。
2.「カ」:代名詞で「あなた」という意味です。ここでは動詞の目的語ですね。
女性だと音が「キ」になります
3.「アッラー」:名詞で「神」という意味で、ここでは主語です。
ここでは「ア」の音が落ちて「ッラー」になっています。
これで「アクラマカッラー」となり、「神はあなたを寛大にした」という意味になります。
神を使って相手に感謝を述べるんですね。
やっぱりイスラーム教徒の生活にアッラーは深く関わってきますよね。
アラビア語は「動詞」が前に来るカタチもある
ついでに文法のお話します。
実は、今回のようにアラビア語は動詞が前に来るカタチをとったりもします。
アラビア語は動詞がつくとそのカタチがとれます。
英語で例えると一般動詞にあたるようなもの(be動詞じゃないもの)がそうなることもあるイメージです。
ただ、主語が動詞の前に来るのもOKだったりします。
イメージとしては、「主語」「動詞」「目的語」もしくは、「動詞」「主語」「目的語」です。
今回は「動詞」に「目的語」である代名詞がくっついているのでちょっと順番変わっています。
お腹いっぱいの時は「ハラース」!
お腹いっぱいになった時には、口語で「ハラース」と言います。
これはお腹いっぱいの時に限らず、何か終わったときに使える言葉ですね!
アラビア語で書くとこんな感じになります。
これ自体は名詞で「救い」「救済」や「脱出」という意味です。
何かの状態から抜け出すようなイメージから転じて、終わるようなイメージを持っておくと覚えやすそうですね。
このハラースという言葉、結構便利なんですよね。
僕がドバイに行ったときは、エレベーターが満員の状態の時に、乗り込もうとした人に対して「ハラースハラース!(もう一杯で終わりだよ!)」と言ってて面白かったです(笑)
「お腹いっぱいでもう食えねえ…」くらいのニュアンスで使うと良いかもしれないですね。
食べ終わるときは前回紹介した「アルハムド リッラー」のほうがお行儀は良いと思います…笑
まとめ
今回はおごってもらったときの「アクラマカッラー」と、お腹いっぱいで終わるときの「ハラース」をご紹介しました。
どちらも現地だと使える言葉ですので、良かったら使ってみてくださいね!
次回も意味を解説しながらあいさつ紹介しますので楽しみにしてくださいね!
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読んでくださりありがとうございました!