【アラビア語あいさつ】ありがとうは「シュクラン」、ごめんなさいは「アナ アースィフ」
こんにちは!
クウェートのよしくんです。
前回は「元気ですか?」を意味する「カイファ ハールカ?」について説明しました。
今回は引き続き重要な基本表現として「ありがとう」と「ごめんなさい」を紹介しようと思います!
やっぱり感謝と謝罪は相手に自分の気持ちを伝えるので大事ですよね。
では見ていきましょう!
「ありがとう」は「シュクラン」
ありがとうは「シュクラン」と表現します。
「このアラビア語どうやって書くんだろ…?」って思った方はアラビア語の書き方説明している記事で勉強してみてくださいね!
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今回はフレーズ自体が短いので説明すべきことは少ないですが解説していきます!
「感謝」という意味の名詞が「シュクル」という単語で、それが副詞的なカタチになったものです。
ここで一つアラビア語のルールをお伝えします。
アラビア語の副詞のつくり方
名詞や形容詞の最後の音を「アン」や「ア」にする(文法用語では対格にする)
非限定の(単語の前にアルがつかない)場合は、「アン」のカタチになり、限定の(アルがつく)場合は「ア」のカタチになります。
これに関してはまたいずれアラビア語文法講座のほうで説明します。
もしくは文法書を見てみてくださいね。
今回は「シュクル」という「アル」がついていないカタチなので、後ろの音が「アン」になっています。
「どういたしまして」は「アフワン」
では「ありがとう」に対して返答する「どういたしまして」を見ていきましょう。
「どういたしまして」は「アフワン」になります!
これも名詞「アフウ」(許し)という単語の語尾が、副詞的に「アン」に変わったカタチです。
ちなみに「アフワン」は、お願いするときの「すみませんが~」の意味でも使えます!
「ごめんなさい」は「アナ アースィフ」
ごめんなさいは「アナ アースィフ」です!
意味としては「私は残念に思います」という意味です。
口語では省略して「アースィフ」だけで使うこともあります。
ですが、文法的には「アナ アースィフ」になりますね。
「アナ アースィフ」の文法解説
少し解説します!
1.「アナ」:主語の人称代名詞で「私は」という意味です。
2.「アースィフ」:形容詞で「残念な」という意味です。
「アースィフ」だけだと形容詞だけなので、「私は」をつける感じです。
少しここまでで注意が必要なのが「アナ アースィフ」は男性が謝る場合で、女性が謝る場合は「アナ アースィファ」になります。
この違いは形容詞が男性か女性かによって変化するところから来ています。
詳しくはこちらで説明していますので、気になる方はチェックしてみてください!
これでごめんなさいもばっちりですね!
方言だと表現が変化する
ちなみに余談ですが、クウェート方言では、ありがとうを「シュクラン」から変化させて「マシュクール」って言ったりします。
ベドウィン方言だとありがとうは「イシュトゥ」と言ったりします(笑)
アラビア語は国によって方言が違ったりするので、そこが面白いところでもあったりしますね。
まとめ
今回はありがとうを表す「シュクラン」、どういたしましての「アフワン」、ごめんなさいの「アナ アースィフ」を紹介しました!
会話の時には必ず使う表現ですし、覚えておきたいですね!
次回も意味を解説しながらあいさつ紹介しますので楽しみにしてくださいね!
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読んでくださりありがとうございました!