【アラビア語文法】２．3つの母音と２つの文のカタチ「名詞文」と「動詞文」
こんにちは！
クウェートのよしくんです！
前回は以下の3つのポイントについて話しました。
１．アラビア語は28文字
２．アラビア文字は、「頭」「胴体」「尻尾」に変化する
３．アラビア語の単語はたった「3文字」で成り立つ
今回は、以下の3つについて話していきます！
１．母音は「ア」「イ」「ウ」の3つのみ
２．伸ばすとき（長母音）は、「アー」がアリフ、「イー」がヤーウ、「ウー」がワーウ
３．文は「名詞文」「動詞文」の２パターンの形に分かれる
では早速見ていきましょう！
母音は「ア」「イ」「ウ」の3つのみ
なんとアラビア語、母音は「ア」「イ」「ウ」の3つしかないんです…！
「エ」と「オ」がないんです！
しかも、母音の記号は文章からほぼ消えます。
これは僕らからしたらだいぶ不思議ですよね。
でも、それで成り立っちゃうんです。
まずは、アラビア語を書く時のカタチを見ていきましょう！
大きい文字がほとんど子音。上下につくのが母音。
上の文字を見てみてください。
アラビア語は右から読むので、右から「トゥーキユゥー」と書いてあります(笑)
無理やり読むとそんな感じです(笑)
青マルと緑マルのところが、ミミズ文字の本体です！
そして、上下についている赤マルのところが母音記号のところです！
それぞれの母音記号は以下の通りです！
四角には子音が入るとして右から、
上につく点が「ア」
下につく点が「イ」
上につくリボンのようにクルッとしたのが「ウ」
になります！
それをもとに、母音と子音を見てみましょう！
右から「tuw kiyuw」…「とぅｗきゆｗ」？？？？
まだわかりませんよね…
ここでポイント２、
２．伸ばすとき（長母音）は、「アー」がアリフ、「イー」がヤーウ、「ウー」がワーウ
を見てみましょう！
母音を伸ばすとき（長母音）は大きい文字であらわす
伸ばすときは大きい文字で表します。
つまり、ミミズの中に入ってきます！
具体的には、
「アー」はアリフ
「イー」はヤーウ
「ウー」はワーウ
で表します！
以下の3つですね。
一番右が「胴体」として接続するとき。つまり語中形です。
右から二番目が「尻尾」として接続するとき。つまり語末形です。
これらがつくと、それぞれの対応した母音を伸ばします！
直前の音は、「アリフ」なら「ア」、「ヤーウ」なら「イ」、「ワーウ」なら「ウ」です！
これでもう分かりますね！
途中の「ワーウ」は「ウー」と伸ばすとこだったわけです。
これで「トゥーキユゥー」と読めますね！
そして、ここまで来たら分かるかと思いますが「オ」の音は「ウ」で表します。
ちなみに、僕の名前は「ゆーし」ですが、アラビア語教えてくださった先生はなぜか「ヨシ」と呼んでいました(笑)
そのため、僕は「よし」くんです(笑)
文は「名詞文」「動詞文」の２パターンの形に分かれる
最後に、アラビア語の文についてお伝えします！
アラビア語の文の書き方は2種類に分かれます！
1. 名詞から始まる「名詞文」
主語＝述語になる「私は～です」のパターンなど
英語の文型で言うSVCのパターン
2. 動詞から始まる「動詞文」
動詞→主語→目的語が来るパターン
英語の文型であらわすとVSO
実際に見てみるとこんな感じです！
上の文が名詞文です！
右から「私」と「学生」と単語を並べて、「私は学生です」と表しています！
下の文は動詞文です！
右から「勉強した」「その学生」「言語」と単語を並べて「その学生は言語を勉強した」と表しています！
アラビア語の文は必ずどちらかのパターンになります！
次回から、まずは「名詞文」について説明していきたいと思います！
まとめ
今回はこちらの3つについて触れましたね！
１．母音は「ア」「イ」「ウ」の3つのみ
２．伸ばすとき（長母音）は、「アー」がアリフ、「イー」がヤーウ、「ウー」がワーウ
３．文は「名詞文」「動詞文」の２パターンの形に分かれる
次回からは「名詞文」について扱っていきます！
実際に文章見ながら勉強していきましょう！
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