【アラビア語あいさつ】「ちょっと待って」は1分を意味する「ダキーカ」
こんにちは!
クウェートのよしくんです。
前回は「お大事に」の表現として「サラーマトゥカ」を紹介しました。
今回は「ちょっと待って」の表現を紹介しようと思います!
と言いますのも、旅行に行ったり中東で生活すると、やっぱり相手に待ってもらうこと、逆に相手を待つことが必ずあります。
そんなときに使えたり、相手が使うことがあるので覚えておいて損はないですよね。
では見ていきましょう!
「ちょっと待って」は口語では「1分」を表す「ダキーカ」
「ちょっと待って」を日常会話で使う場合、面白いことに「1分」を意味する単語で言います!
「1分」はアラビア語で「ダキーカ」です。
「ダキーカ、ダキーカ」って言われたら「ああ、ちょっと待てってことか」と思ったらOKです。
アラビア語で書くとこんな感じになります。
「このアラビア語どうやって書くんだろ…?」って思った方はアラビア語の書き方説明している記事で勉強してみてくださいね!
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「ダキーカ」は1単語ですのでほぼ解説不要ですね。
名詞で「1分」を表します。
きれいに「ちょっと待って」と言うなら「インタズィル カリーラン」
正則アラビア語でちゃんときれいに「ちょっと待ってください」と言うなら「インタズィル カリーラン」となります。
アラビア語で書くとこんな感じになります。
ちなみに、女性に対して言う場合は「インタズィリー カリーラン」になります。
分解して見てみると、このような意味になっています。
「インタズィルカリーラン」の文法解説
1.「インタズィル」:動詞で「待つ」という意味です。女性の場合は「インタズィリー」
元々は動詞「インタザラ」で、それが命令形に変化したカタチです。
2.「カリーラン」:副詞で「少し」という意味です。
これで「少し待ってください」だと理解できますね!
言葉は「1分」、待つのは「10分」?
最初に紹介した通り、言葉としては待つのは「1分」ですが、フツーに考えたら1分だけ待たされるとは限らないように感じますよね。
実際は10分、15分、30分、1時間…
人にもよりけりですが、中東では結構待たされることもしばしばあります。
日本は時間に関して非常に厳しいですが、中東はそうではありません。
例えばクウェートで言えば、学校の授業に先生が30分遅れてきたり、1時間遅れてきたり、果てには結局先生が来ずに授業無くなったりすることもあります。
待ち合わせ時間にも1時間遅れたりとかは普通にあることなんですよね。
日本とは時間間隔が全く違ってたりするんです。
そのため、「ちょっと待って」と言われても、まずはそれが5分で終われば超ラッキー、長引けばそんなもんだと思って気長に待ちましょう。
もし遅すぎる場合は相手が自分のお願いしたことや話したいことに全く耳を傾ける気がない(勝手に後回しにしている)可能性もあるので、その時は催促して、それでもだめなら怒りましょう。
事務職員の方などに「待って」と言われた場合、やる気がない場合も結構あり、たらい回しにされたり放置されたりはままあります。
要注意です…笑
まとめ
今回は「ちょっと待って」の表現として、口語で使える「ダキーカ」と、きれいに言う場合の「インタズィル カリーラン」を紹介しました。
「ちょっと待って」と言う場面は結構ありますよね。
自然に言えたらちょっとネイティブっぽくてなかなかいいので、使う機会ありましたらぜひ使ってみてください!
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読んでくださりありがとうございました!